初冠雪は冬の訪れを推し量る指標。

2019年 11月17日 - 日常

初冠雪(はつかんせつ)とは、1年のうち雪に覆われる時期とそうでない時期がある山岳において、夏を過ぎて(その年の最高気温を観測した日を過ぎた後から)初めて山頂に雪が積もって白くなることを言います。
このような状態になることを日本語では「初冠雪を迎える」と表現します。
日本で初冠雪は冬の訪れを推し量る指標として用いられ、気象庁では、気象現象として約80の山を対象に観測しています。
初冠雪の発表は各気象台から行われ、観測は山のふもとから対象の山の山頂を見て行い、積雪で白くみえる時に初冠雪が発表されます。

富士山の初冠雪は先月22日に甲府地方気象台から発表され、平年より22日遅く、昨年より26日遅かったそうです。
静岡県側でも雲が薄くなった同日昼ごろ、山頂付近がうっすらと雪化粧した姿が確認されました。
今月10日の福島県内は寒気の影響で標高の高いところで雪が降り、福島市の吾妻山で初冠雪を観測しました。
福島地方気象台によると、観測史上2番目に遅い記録で、平年より18日、昨年より11日遅いそうです。
立正院の境内から見える安達太良山でも今月15日に初冠雪がみられました。
向寒の季節、週明けの気温の変化で体調を崩さないよう、服装でうまく調整なさってください。

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