来年が良き年になるように。

2019年 11月19日 - 日常

日本の年の瀬の風物詩として有名な「酉の市」。
明日20日が「二の酉」です。
縁起物の熊手の露店が境内の中に立ち並ぶのが、この祭りの最大の特徴です。
縁起熊手は商売繁盛や千客万来を願ったものが多いですが、最近では恋愛成就や健康、必勝祈願といったように願い事の種類もバラエティに富んでおり、商売人だけではなく老若男女幅広く楽しめるお祭りになっています。
どうして酉の市には派手に装飾された熊手が並ぶのかというと、熊手は「福をトリ込む」「金銀をトリこむ」と洒落も利いていて大人気の縁起物です。
そこからはじまり、現代においても「金運や客を掻き込む縁起物」として、毎年たくさんの商売人が熊手を求めに酉の市にやってくるのです。
酉の市では「八つ頭」「黄金餅」も縁起物のひとつです。
八つ頭は古来より頭の芋(とうのいも)とも呼ばれ、人の頭に立つように出世できるといわれ、さらに一つの芋からたくさんの芽が出ることから「子宝に恵まれる」という縁起物です。
黄金餅は粟餅(あわもち)の別名といわれており、この粟餅は餅米5分に、粟5分の割合にして搗いて出来た黄色い餅のことを言い、この黄色が金色の小判に良く似ていたことから、金持ちになるようにとの縁起で売られていました。
現在、黄金餅を商うお店は無くなりましたが、年の瀬を告げ、正月用の餅菓子である切山椒(きりざんしょ)が売られています。
新しく迎える年が良き年になるよう、ご家族やお友達を誘って酉の市に出かけてみませんか?

NHK大河、沢尻容疑者代役立て再撮。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です