夢への挑戦。

2019年 11月28日 - 日常

車いす陸上選手・中尾有沙さんの講演は、恒に怠惰な生活を送っているアタシには感動ものでした。

中尾選手は、ご自身の陸上競技歴(2015年の第99回日本陸上競技選手権大会では三段跳びで優勝)を紹介しながら、日本一になるまで、そして目標を達成したときの思いや出会いを、ありのままに語られます。
2016年1月、トレーニング中の事故により両下肢全廃となってからのリハビリのなかで車椅子陸上の世界に飛び込んだ中尾選手は、大会への出場をしながら講演活動、パラリンピック経緯初事業など多岐にわたって精力的に活動をされていることもお話しいただきました。
お話の中で中尾選手は、不安もあったけれども家族やなかまの支えがとても大きかったと語られました。
そして、ご自身の取り組みとして「心のバリアフリー」、すなわち思いを言葉にする勇気とお互いに知り合って歩み寄る姿勢を広めていきたいと強調されました。
最後に「2020東京パラリンピック大会出場に向けて私の夢への挑戦は続きます。皆さんも今あるものを最大限に生かして挑戦してください」との熱いメッセージをもって締め括られました。
彼女には、生きることの喜び、支援する人々との交わり、未来に向かっての夢!を感じられる講演会でした。
来年の東京パラ、さらには5年後のパリパラに向かって頑張ってください。

年間ベストセラー『一切なりゆき』。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です