あたろうか、あたろうよ。

2019年 12月5日 - 日常

♪さざんか さざんか さいたみち
  たきびだ たきびだ おちばたき
 あたろうか あたろうよ
 しもやけ おててが もうかゆい ♬

童謡「たきび」(作詞・巽聖歌、作曲・渡辺茂)は、寒さのきびしい地方の歌と思っている人があるかも知れませんが、東京で生まれた歌です。
白やピンク、紅などの山茶花(サザンカ)の咲く頃が、たき火の季節です。
たき火と言えば、焼き芋を連想する人が多いことでしょう。
娯楽の無い時代には、たき火での語らいは楽しいひとときで、焼き芋はおいしいおやつでした。
作詞を担当した巽聖歌が亡くなるまで、千春夫人(長野県出身の洋画家)と住んでいた家の近くの旭が丘中央公園(東京都日野市)に「たきび」の一番が刻まれた歌碑が建てられているそうです。
また、故郷の岩手県紫波町総合運動公園、兵庫県明石市二見町の二見公園内にも歌碑があり、いずれも歌碑の近くに山茶花が植えられているといいます。
山茶花が咲くたびに「たきび」を歌って欲しいという願いが込められているのでしょうね。
近年は、焼却ごみのダイオキシン問題もあり、たき火が問題視されるようになり、平成13年(2001年)に廃棄物処理法が改正されてからは、廃棄物の野外焼却、いわゆる「野焼き」が原則禁止になりました。
それ以前も「ゴミの野焼き」は禁止されていましたが、この改正でより厳しく制限されることとなりました。
現代の「たき火」事情を、巽聖歌夫妻はどのように思っておられますかね。

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