♫ もういくつねると お正月。
2019年 12月29日 - 日常
童謡「お正月」は、子供たちがお正月を待ちわびる歌です。
♫ もういくつねると お正月
お正月には 凧(たこ)あげて
こまをまわして 遊びましょう
はやく来い来い お正月
もういくつねると お正月
お正月には まりついて
おいばねついて 遊びましょう
はやく来い来い お正月 ♫
この歌の作詞は東クメ、作曲は滝廉太郎で、もともと滝廉太郎がつくった『幼稚園唱歌』という20曲の中の1曲で、最も人気になったものでした。
1番の歌詞には、凧とこまが登場して、男の子の歌詞となっています。
昔の男の子たちには、お正月にする凧揚げとこま遊びが一番の楽しみだったようで、お正月にはする凧揚げには、一年の幸福を祈願する意味や、願掛けの意味もあったそうです。
他にも、男の子が産まれた家は凧揚げをする風習があったことから、男の子はお正月になると凧揚げをするようになったという説もあります。
2番の歌詞には、まりとおいばねが出てきます。
これは、昔の女の子の遊びだったので、2番の歌詞は女の子の歌詞になっており、おいばねとは羽子板遊びのことで、ふたり以上で羽根(羽子)を突き合うものです。
女の子は新年になると、色んな絵が描かれた羽子板でおいばね遊びをしたようです。
この歌には、お正月を楽しみにする無邪気な子供たちと、それを見守る家族の姿が込められているのですが、昨今は凧揚げ・こま遊び・毬つき・羽子板遊びをする子供たちは、まずいません。
でも、一年のはじめ、家族団らんを楽しめる短い時間に、たくさんコミュニケーションをとって、家族仲の良い一年にしてくださいね。
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