年の最初に見た夢。

2020年 01月2日 - 日常

毎年、年が明けると話題になる「初夢」。

古くは立春を正月としていたため、「立春の朝の夢」「節分の夜から立春の明け方までの夢」を初夢と呼びました。

やがて暦がかわると「大晦日の夢」をさすようになり、大晦日に寝ない習慣ができると「元日の夢」に変わります。

さらに1月2日が物事をはじめる日であるという考えから、「2日の夜に見る夢」というのが一般的になっていきましたが、現代では、狭義では「元日、または2日の夜に見る夢」となり、広義では「その年の最初に見た夢」と考えるようです。

どうして初夢にこだわるかというと、その夢の内容で1年を占ったからです。

昔は現代のような夢解釈理論はありませんが、「夢合わせ」という夢分析で吉凶を判断し、それが行動に影響したのです。

ではどんな夢が良い夢なのか? 夢の良し悪しは何を基にするかで異なり、学術的なものから占いや個人の感覚まで幅広いものでしょう。

そこで、有名な「一富士・二鷹・三茄子(いちふじ・にたか・さんなすび)」。

【一富士】富士山、高くて美しい山、山のように末広がりのものが出てくる夢で、高い目標や理想を表し、立身出世を象徴します。

【二鷹】鷹、鳥のように大空を舞うものが出てくる夢で、可能性の広がりや自由な行動力を表し、開運や夢の実現につながります。

【三茄子】茄子や、果実、野菜など実るものが出てくる夢で、事を「成す」に通じ、蓄財や子孫繁栄を表します。

いずれも縁起がよくめでたい吉夢なので、「初夢にふさわしい夢ベスト3」ということで江戸時代に「一富士・二鷹・三茄子」と呼ぶようになりましたが、3つとも天下をとった徳川家康のお膝元・駿河の名物なので、家康にあやかったとも言われています。

あなたは今年、どんな初夢がみられるか楽しみですね。

 

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