十二支、今年は「子」年です。

2020年 01月4日 - 日常

今年は、子年です。

十二支(じゅうにし)は、12種類の動物のことを言います。
順番は、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)で、それぞれ順番に、ネズミ・ウシ・トラ・ウサギ・リュウ・ヘビ・ウマ・ヒツジ・サル・ニワトリ・イヌ・イノシシのことを表しています。

十二支ははじめ、昔の中国の殷(いん)という国で、日付を記録するために使われており、もともとは順番をつけるための記号でしたが、後になって動物が割り当てられたそうです。

どうして動物が使われたかについては、人々が覚えやすいように動物を使ったという説や、他の理由があるという説などいろいろありますが、本当のことは分かっていません。

そこで、十二支に犬がいるのに、猫がいないのはなぜでしょう?

大昔の話です。神様が「一月一日の朝、一番から十二番目までに来たものを1年交代で動物の大将にする」という手紙を書きました。
それを受け取った全国の動物たちは、自分が一番になろうと翌朝まだ暗いうちから一斉にスタートしました。でも猫だけは「一月二日の朝」とネズミから聞いていたので、出発しませんでした。犬と猿は最初は仲良く並んで走っていたのですが、そのうち必死になってしまい、とうとう丸木橋の上で大げんかを始めました。
いよいよ新年の太陽が昇った時、前日の夕方から出発していた牛が一番に現れました。しかし牛の背に乗っていた鼠が、「神さま、新年おめでとうございまチュゥ」と、牛の背中からぴょんと飛び下り、神さまの前に走っていきました。一番は鼠になってしまったので、牛は「モゥモゥ!」と悔しがりました。
続いて虎が到着し、そして兎、龍がやってきました。こうして次々に動物たちが到着し、蛇、馬、羊、猿、鳥、犬、猪、蛙の順番となりました。13番目になってしまった蛙は、がっかりして「もうカエル」と言って帰っていきました。
さて、神さまと十二支たちの酒盛りが始まりましたが、犬と猿はまだケンカをしていました。そこへすごい剣幕で猫が現れ、鼠を追いかけまわしました。だから、今でも猫は鼠を追いかけていて、犬と猿は仲が悪いということです。

あくまでも一つの説です。

 

連休終盤、Uターン混雑ピーク。  法華坊主 joe

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