政府対応コロコロ変化。

2020年 01月31日 - 日常

連日、コロナウイルス報道がなされていますが、国内の患者確認は増え続け、世界保健機関(WHO)はコロナウイルスについて「緊急事態」を宣言し、深刻さは増すばかりです。

ウイルス対策で、野党から「後手後手」批判が出ていた安倍政権ですが、きょう対応が一変しました。水際対策の厳格化を求められる中、首相は中国湖北省の外国人の日本入国を、事実上ストップさせ、「前例がない対応」と強調しました。WHOの「緊急事態」宣言を受け、同ウイルスによる肺炎を感染症法の「指定感染症」とする政令の施行も、当初の2月7日から2月1日に前倒ししました。野党は数日前から前倒しを要求に対し、政府側は、閣議決定から10日間が必要としていましたが、WHOの発表で「事態が変わった」と、前倒しに動いたようです。

武漢からのチャーター機搭乗者に約8万円を請求するとした方針も、与野党から異論が続出したことにより、この日、首相が衆院予算委員会で国費を充てると表明しました。そのチャーター機第1便で帰国した人の滞在先「勝浦ホテル三日月」では、一部で相部屋が発生したことに、加藤厚労相は衆院予算委で「不備があったのはそのとおりだ」と認め、釈明するなどお粗末すぎます。

現地の日本人に届けようと機内に積み込んだレトルトカレーなどの食品が、手続き上の理由で中国側に認められず、持ち帰ったことも判明するなど、確認作業が追いつかなかったとみられます。混乱はさらに続き、第3便で帰国した日本人の一時滞在先をめぐっても、菅官房長官の会見で情報が二転三転。このような政府の対応次第では、今夏のオリンピック開催も危ぶまれますね。

 

暖冬小雪、令和初の1月も今日で終了。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です