映画は素晴らしい。

2020年 02月11日 - 日常

一昨日から沼津・東京等で公私の諸事をつとめてきました。特に私事ですが、「2019年 第93回キネマ旬報ベスト・テン」の表彰式が今日、東京・文京シビックホールにて開催され、優秀作品とともに表彰式を観ることが出来たことは望外の喜びでした。詳しくは追って報告します。

その中で、一コマだけ感想を述べます。特別賞が贈られたのは、2019年10月に死去した、イラストレーターであり映画監督の和田誠さんです。代理で登壇した妻の平野レミさんは「私はこういう場は場違いなんです! しょっちゅうレミパン持って料理ばっかりしてるので」と明るく述べ、「うちの夫はただただ映画が大好きなので、私のライバルは映画だったんです。また映画観てる、今日も観てる!って。でも私は一言も文句を言ったことはありませんでした。もうちょっと長く生きてれば、こういう賞をいただけて、最高だったと思います」と続け、「お父さん、こういう賞をいただきましたよ!」と天国の亡夫に語りかけていました。生前の和田さんの人柄について、平野さんは「すべてが優しいの。あんまり優しい人と結婚しちゃったから、つらいんですよね。いま私、悲しくて悲しくて本当につらいんです。もう泣いちゃうから、やめますね!」と大らかに話しながらも、寂しさをにじませていました。

 

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