JR7社等が一堂に揃う貴重な特別展。

2020年 02月12日 - 日常

今回ではなく前回の上京のことです。六本木の森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリーにてJR7社や東京メトロ、東京都交通局など各社局の全面協力のもと、かつてない大型の企画展として開催されている「天空ノ鉄道物語」を観ました。

特急や急行列車の先頭部に取り付けるヘッドマークは、昭和初期に列車に愛称を付けることが一般化されて以降、さまざまな形やデザインが誕生しました。イラスト入りのものや、「こんにちは」「さようなら」などの言葉が入ったものなど、多種多様なヘッドマークの数々は、鉄道が人々から親しまれていた象徴ともいえるでしょう。中でも今回の目玉として、国鉄からJRに分割民営化された日に各社が付けて運行していた「JR発足」を記念したヘッドマークが分割民営化後初めて集結!JR7社分が一堂に揃う貴重な展示は必見です。

また時刻表インスタレーションでは、ライブラリー形式の書架にバックナンバーの時刻表全てを陳列し、1964年~現在までの国鉄&JR時刻表を360度見渡せる形で一堂に展示してあり、過去の時刻表を通して、当時の鉄道の様子や移動の経路を想像しながらお楽しみいただけます。

往年の寝台特急「トワイライトエクスプレス」の原寸大レプリカを初公開!JR西日本が、新潟県糸魚川市の復興支援のために寄付した本物の車両部品と糸魚川市や新潟県の技術を総集し、展望A個室スイートと食堂車の一部を再現しています。夜行列車が旅立つ雰囲気と、鉄道で活性化を狙う地域の熱意にも触れていただける展示です。

他にも最新のテクノロジーによって幻想的な世界を堪能できる空間を創出していました。大人から子供まで老若男女全ての人が楽しめる特別展ですから是非お出かけになってみてはいかがですか? この日は、日本橋と南青山で2つの美術展を観た後の訪問で、夕方5時から閉館8時まで3時間の見学でしたから、同伴した趣味友と「会期中(~3/22)にもう一度来たいね」と言いながら観後の余韻に浸りました。

 

ノムさん、さようなら(84歳)  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です