春の訪れを告げる花。

2020年 02月15日 - 日常

春の異常な暖かさの影響で、境内の福寿草が一週間くらい前から開花しています。

福寿草は、北海道から九州にかけて分布し、山林に生育します。
「元日草」「正月花」とも呼ばれ、新年を祝う花で、高さ10㎝ぐらいの茎になると,黄色い花を咲かせます。

福寿草は、太陽と共に花が開閉する植物のひとつです。
うららかな日中は小さな花弁をいっぱいに開いて輝きを受けとめ、寒空が凍み通る暗い午後には 花弁を縮めてひたすら耐えているようです。手のひらにおさまってしまうくらいの小さな植物が、凍風の吹く中を健気にがんばっている姿はいじらしいですね。また、この花は春の訪れを告げる花でもあり、冬の寒さに疲れた人の心を癒し、春が近いという希望を与えてくれます。

福寿草の英名のアドニスは、ギリシア神話に登場する少年アドニスに由来します。アドニスは猪に刺されて命を落とします。美の女神アフロディーテが彼の死を悲しんで、体から流れる血から深紅の花をかせたと言われています。でも、この花はアネモネのはず。どうして福寿草の英名がアドニスになったのかはわかりません。ちなみに花言葉は、「思い出」「祝福」「幸運を招く」「永久の幸福」などです。

 

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