耳が遠くなると長生きする?

2020年 03月3日 - 日常

今日3月3日は、ひな祭りですが「耳の日」でもあります。

「耳の日」は、難聴と言語障害をもつ人々の悩みを少しでも解決したいという、社会福祉への願いから始められたもので、日本耳鼻咽喉科学会の提案により、昭和31年に制定されました。日本耳鼻咽喉科学会では毎年「耳の日」に、難聴で悩んでいる方々の相談や、一般の人びとにも耳の病気のことや、健康な耳の大切さを知っていただくための活動を行っています。
ちなみに3月3日は、電話の発明者であり、聾唖教育者であったグラハム・ベルの誕生日でもあります。グラハム・ベルは電話の発明者として有名なばかりでなく、音声学と聾唖教育(医学的に見て重度の聴覚障害を持つ子を対象とした教育)の第一人者でもあります。
グラハム・ベルは、父親が発音学者、母親が難聴のピアニストであり、奥さんも難聴でした。父親同様、ベル自身も発音の伝達を研究しており、これが後の電話の発明につながります。また、シカゴにろう学校を設立するなど、聞こえの研究に生涯をささげた人物だと言えるのではないでしょうか。

法華坊主も、定期検診を受けるたびに、数年前より「難聴」という診断がくだります。そこで「耳が遠くなると、長生きする」ということを聞いたことはありませんか。耳が遠くなると、世の中の煩わしいことが聞こえなくなって、ストレスが減るから健康になり長生きできる、ということのようですが耳と寿命は無関係だそうです。最近では「耳が遠くなると、認知症になりやすい」などと聞きますから、そちらを注意しなくてはなりませんね。

World Hearing Day (March 3)   この3月3日に ”聞こえ” について考えてみてはいかがでしょうか。

 

世界は「未知の領域」、WHOが警鐘。  法華坊主 joe

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