鎮魂の一日・・・。

2020年 03月11日 - 日常

東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から今日で9年です。今も福島県の住民を中心に4万8000人近くが避難生活を余儀なくされています。また災害公営住宅の建設など住まいの復興事業がほぼ完了した一方、震災前と比べて人口が減少し、暮らし向きや地域のつながりについて「復興した」という実感は乏しいままです。
9年前の平成23年3月11日午後2時46分ごろ、東北沖でマグニチュード9.0の巨大地震が発生し、東北や関東の沿岸に高さ10メートルを超える津波が押し寄せました。これまでに確認された死者と行方不明者は1万8428人、また避難生活などで亡くなった「震災関連死」は3700人以上で、「関連死」を含めた死者と行方不明者は2万2000人を超えています。

今年は、政府や各地の追悼式が中止や規模縮小を余儀なくされるなど、新型コロナウイルスの影響に揺れる鎮魂の一日となりました。福島県の追悼式は規模を縮小し、参列者を遺族代表や内堀雅雄知事ら5人に絞って開催されました。例年約400人の参列者で舞台近くの席が埋まる福島市のホールは、今年は最前列の5席のみで、知事や遺族代表のあいさつ、献花などが行われました。内堀知事は「極めて重要な行事なので、中止という選択肢はなかった」と話しましましたが、寂しい追悼式となりました。

法華坊主も有志僧侶とともに一昨日から今日まで被災地を巡り、供養と祈願をおつとめしてきました。今後、震災を風化させないためにも続けていかなければならないとの思いを強くしました。

 

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“鎮魂の一日・・・。” への2件のフィードバック

  1. さとくん より:

    選抜ではなく、東京五輪が中止になればいいのに・・・
    福島復興って勝手に決めつけて、勝手に五輪していいのか?

    • kishimojineditor より:

      いつもお世話になっております。
      ありがたいコメントに感謝しています。

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