春は苦いものを食べよ。

2020年 03月13日 - 日常

昔から「春は苦いものを食べよ」といわれています。苦味のある山菜にはミネラルやポリフェノールなど、細胞を活性化させる成分が多く含まれています。冬から春へ体も活動するための準備を始めるこの時期にふさわしい食材なのですね。

代表格の水菜(みずな)は、京都原産の野菜で「京菜(きょうな)」とも呼ばれます。「ミズナ」と名付けられたのは、畑の作物と作物の間に水を引き入れて育てたことから。今では一年中出回っていますが、京都では「ミズナが並び始めると冬本番」と言われるほど、寒い時期に味がよくなります。
シャキシャキと歯切れがよく、クセのない味わい。肉や魚の臭みを消してくれるため、以前は、鍋物に使うことが主流でしたが、サラダで美味しく食べられることが知られたことがきっかけで全国的にさらに広く海外でも有名になり、注目されています。

水菜には、カロテンやビタミンCなどのビタミン類、カルシウムや鉄、カリウムなどのミネラル類、食物繊維も多く、バランスの取れた緑黄色野菜です。葉緑素には、コレステロール低下作用、解毒作用、ダイオキシン排出作用、抗がん作用などを有することが明らかにされています。そして、その選び方は、葉の緑色が鮮やかで先までピンとまっすぐなものを選びましょう。水耕栽培は、株が小さく味も薄いです。露地栽培は、茎がしっかりとしていて全体に量感があり、風味も強いです。いずれの栽培も、茎に傷などのない白くつややかなものが良いそうです。

 

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