日本で最も価値の高い桜。

2020年 03月27日 - 日常

咲くうららかな陽気とやわらかな風に包まれる春、待ち遠しいのは桜の便りです。桜の花は例年、関東や西日本で3月下旬にほころび始め、東北は4月上旬、北海道は4月下旬と、桜前線とともに全国を薄紅色に染め上げていきます。日本人が大好きな「三大〇〇」の中でも、春にぴったりなのが日本三大桜! 国の天然記念物に指定されていて、その美しさはお墨付きです。
日本三大桜とは、
〇 福島県の三春滝桜
〇 山梨県の山高神代桜
〇 岐阜県の根尾谷薄墨桜
の3つの巨木桜をいいます。
これに次の2つを加えたものが、日本五大桜です。
〇 埼玉県の石戸蒲桜
〇 静岡県の狩宿の下馬桜
これらは1922年10月12日に国の天然記念物に指定され、日本で最も価値の高い桜として認識されるようになりました。何百年も命を育んできた生命力を強く感じると共に、その大きさや美しさに圧倒されること間違いありません。豪華絢爛な桜を愛でながら春の訪れを感じる、贅沢な時間を過ごすことができるでしょう。数ある日本の花見スポットのなかでも神々しい美しさを誇るとされる日本五大桜。一生に一度は見たいスポットですね!

日本三大桜の名所は、それぞれ地域一帯の桜が桜の名所として指定されており、青森県の弘前公園、長野県の高遠城址公園、奈良県の吉野山があります。不要不急の外出自粛を要請されている今年は無理かもしれませんが、来年の春は開花予想日に合わせて少し遠出をして、日本の誇る名桜を見てはいかがでしょうか。きっと「日本人で良かった」という感動を味わえますよ。

 

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