求められる「活かす」という発想。

2020年 03月30日 - 日常

森喜朗東京オリンピック大会組織委会長が危ういと思いませんか? 20日の聖火引き継ぎ式に日本語でビデオメッセージを寄せた森委員長が、痛恨の言い間違えをしています。野村忠宏さんと吉田沙保里さんが日本で聖火を受け取った場所は「宮城県航空自衛隊松島基地」でしたが、「宮崎県松島空港」と紹介するなどお粗末な話です。

今日(30日)開かれた東京2020組織委員会理事会の冒頭、森喜朗会長はあいさつの中で、新型コロナウイルスの影響を考慮して19日のギリシャでの聖火引き継ぎへ日本側代表団派遣を見送ったことに関して言及しました。「聖火を取りに行けなかったのは非常に残念だったが、正直申し上げて、聖火さえ日本に取ってしまえば、という一念だった」との思いを吐露したそうです。加えて、安倍首相の提案で、当面は福島県に保管する予定の聖火について「当面は福岡県に置きましょう、ということになった」と言い間違える場面もありました。細かいことかもしれませんが、「宮城県と宮崎県」「福島県と福岡県」、大会組織委員会のトップなら間違えてはいけないところでしょう。

品格がないリーダーは、自分のことでいっぱいで頭も忙しいので、自身の地位の確保に必死だったり、地位を獲得できたことに酔いしれていることが多くあります。全体を見るという視点が欠けているために、活かすという発想はありません。活かすとは、コントロールされている自分自身に気づくことでもあります。気づかないと、そのままコントロールされた偽物の品格を身に付けて、本音では心が苦しいはずです。も安倍総理も森委員長も既存の地位にしがみつかないで、活気ある若いリーダーにその座を譲り、1年延期になったオリンピックを陰ながら支えるくらいの度量があってもよろしいと思うのは、法華坊主ばかりでしょうか。

 

新型コロナ感染で、志村けんさん亡くなる。  法華坊主 joe

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“求められる「活かす」という発想。” への1件のコメント

  1. さとくん より:

    私は「志村、うしろうしろ」と言っていた一人です。。。

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