憲法9条は「平和憲法」

2020年 05月3日 - 日常

今日(5月3日)の憲法記念日は、国民の祝日の1つとして、1948年に「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する日」と法律で定められました。
新しい憲法が施行された日こそ「祝日」にふさわしいという思いが全国にあったようで、各新聞の社説にも「新しい日本の出発」と大きく記載されていました。
正確に言えば、日本国憲法は1946年11月3日に公布され、その半年後の1947年5月3日に試行されました。
その憲法の内容は、「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」という3つの柱を持っており、特に憲法9条の「戦争放棄」は平和憲法として有名です。

今日の憲法記念日を前に、新聞各社は憲法を中心に全国世論調査を実施しました。
我が家が購読する朝日新聞は、国会での憲法改正の議論を急ぐ必要があるかを尋ねたところ、「急ぐ必要はない」72%が、「急ぐ必要がある」22%を上回りました。
安倍晋三首相は改憲議論の加速を訴えてきましたが、有権者の意識は高まっていないのが現状です。
安倍政権のもとで憲法改正を実現することの賛否を聞くと、「反対」58%に対し、「賛成」は32%で、昨年より賛否の差は広がりました。
いまの日本の憲法が全体としてよい憲法かと聞くと、「よい憲法」63%、「そうは思わない」27%で、この調査が始まった2013年以降、「よい憲法」が一貫して過半数を占めていることに注目したいですね。

 

二本松市、32.8℃で今日の日本一。

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