自然に親しみ・・・豊かな心を育む日。

2020年 05月4日 - 日常

今日(4日)は「みどりの日」。
1985年に、5月3日の憲法記念日と5月5日のこどもの日に挟まれた4日を「国民の休日」とし、3連休になりました。
それ以前は4月29日が「みどりの日」でしたが、2007年から4月29日が「昭和の日」となり、「みどりの日」は5月4日に移りました。
「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」日として、国公立公園の無料開放や、地方公共団体などの各種行事が実施されるのが例年ですが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止で、ほとんど休業状態です。

そして明日(5日)は「端午の節句」ですが、もともとは古代中国発祥の厄祓い行事です。
「端」は初めのという意味で、「端午」は月の初めの午(うま)の日をさし、5月に限ったことではありませんでした。
やがて、5月が十二支でいう午の月であり、「午(ご)の日」が「五の日」に通じることや、奇数が重なっておめでたい「重五(ちょうご)」の日でもあるため、「午の月の端の午の日」=「端午」すなわち5月5日をさすようになりました。
この時期は季節的にも雨季を迎えることから、病気や災厄の祓いは大事な行事で、盛りを迎える香り高い菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)が邪気を祓うとされ、蓬で作った人形(ひとがた)を軒に飾ったり、菖蒲酒を飲んだり、菖蒲湯に浸かって邪気祓いをしていました。
こうした古代中国の風習が奈良時代に日本に伝わり、端午の節会(せちえ)という宮中行事になりました。
さらに田植え月の5月に「五月忌み」という日本古来の行事と端午の節句が結びつき、早乙女(若い清らかな女性のこと)のおまつりとなり、江戸時代には「五節句」のひとつに定められ、男の子が強く逞しく成長して立身出世することを願う行事として定着したようです。
今年はHomeStayのGWですが、家族揃って家で過ごす絶好の機会と捉え、楽しく有意義に暮らしてみてはいかがですか。

 

緊急事態宣言延長、5月末まで。  法華坊主 joe

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