お互いを労い合う気持ちが必要。

2020年 05月12日 - 日常

毎年この時期に話題となる「五月病」。
5月の連休後に、学校や会社に行きたくない、なんとなく体調が悪い、授業や仕事に集中できないなどの状態を総称して「五月病」と呼びます。
初期症状としては、やる気が出ない、食欲が落ちる、眠れなくなるなどが挙げられ、これらの症状をきっかけとして、徐々に体調が悪くなり、欠席や欠勤が続くことがあります。


今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響でさらに深刻です。
リモートワークで仕事をしている方が多い影響もあり、五月病を引き起こす要因である〈環境変化〉が例年よりも多くの人に起こっています。
普段と異なる環境で仕事や勉強を行ううえ、日々流れる悲惨な報道に感情移入をして、心が落ち込んで憂鬱になる人も多いでしょう。
また、「自身が感染するのではないか」「両親や身近な人が感染するのではないか」「症状はないが、もしかしたら感染しているのではないか」「遠方の両親に会いに行きたいけど行けない」など、様々なことを考え、不安や緊張が強くなっている人も多いと思います。
また、経済的な不安が大きくのしかかっている人も大勢いますよね。
このような不安の中、皆が一丸となって新型コロナウイルスの収束に向け頑張っている時期ではありますが、状況が落ち着いた頃に、心がポキっと折れ、強い疲労感や、無気力感、自責感、イライラ感などが出現してしまうこともあると思います。
お互い我慢し過ぎずに、感情的にならずに、自分の意思も伝え、お互いを労い合う気持ちが必要ではないでしょうか。

 

#検察庁法改正案に抗議します。  法華坊主 joe

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