囲碁とお題目の結びつき。

2020年 05月14日 - 日常

今朝のテレビ番組で、林修先生が言ってましたよね「5月14日は「碁石(ごいし)の日」」って。
日本で唯一のはまぐり碁石の産地、宮崎県日向市の製造販売業者「ミツイシ」が2017年に制定したものです。
囲碁とは、黒と白の碁石と碁盤を使って遊ぶ陣取りゲームで、2500年以上前に中国で誕生した人類の歴史上最も古いゲーム、と言われています。
私も残念ながら、囲碁を嗜んだことはありません。

ところで皆さんは「本因坊(ほんいんぼう)」という言葉をご存知ですか。
本因坊とは、江戸時代に安井家・井上家・林家と並ぶ囲碁の家元四家のうちの一つで、本因坊家は、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑に仕えた算砂(さんさ・一世本因坊)を開祖とする家系です。
本因坊算砂は、安土桃山時代~江戸時代の囲碁の棋士ですが、顕本法華宗寂光寺塔頭本因坊の僧でもあります。
法名を日海(にちかい)と称し、江戸幕府から俸禄を受けて家元本因坊家の始祖となる「本因坊」の名は、算砂が住職を務めた寂光寺の塔頭の名前に由来します。
「本因坊」はもとは連声して「ほんにんぼう」と読びましたが、囲碁の普及に伴って「ほんいんぼう」と読まれるようになりました。
寂光寺は、「 囲碁本因坊の寺」と別称され、京都市左京区にある顕本法華宗の本山です。
法華坊主も、「本門八品 上行所傳 本因下種の南無妙法蓮華経(ほんもんはっぽん じょうぎょうしょでん ほんにんげしゅの なむみょうほうれんげきょう)」とお題目をお唱えします。
今日は、囲碁とお題目の信仰とは深い結びつきがあることを紹介しました。

 

福島県も「緊急事態宣言」解除。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です