カエルのうたが きこえてくるよ

2020年 05月22日 - 日常

水をはった田んぼには、トノサマガエルやニホンアマガエル、ツチガエルなどが集まり、オスはいっせいに鳴きだします。
今日のように雨が降ると鳴くアマガエルは、田んぼにとっても貴重な存在です。
アマガエルは、オタマジャクシの時は田んぼなどで成長しますが、成体になると木の枝や葉っぱの上で暮らします。
腹面の皮膚に細かい孔が多数あり、ここから吸水して皮膚を湿らせ、皮膚呼吸を助けるようです。
そのせいでしょうか、天気にはとても敏感で、夕立が近づくと喉の大きな袋で「キャッキャッキャッ」と鳴くことから、シャワーコールと呼ばれているそうす。
雨を教えてくれるため雨カエルと呼ばれるようになったようで、日本では昔から雨乞いのときにカエルによく似た蛙石を供えたりしました。
カエルはウンカなどの害虫を食べるので田んぼでは歓迎されています。
田んぼに水が入ると、一斉にカエルが歌い始めます。
♪ かえるのうたが きこえてくるよ クヮ クヮ クヮ クヮ ケケケケ ケケケケ クヮクヮクヮ ♬
雨カエルが鳴くのはオスがメスを呼んだり、縄張りを宣言したりするためで、シャワーコールは特別なケースと言えます。

でも最近は、カエルの声も姿も少なくなっているようです。
カエルの成育に適した水辺環境が減少しているからでしょうか。
カエルの顔は、どこか哲学者を思わせる風貌をしています。
失われつつある水環境について、どんな思いを巡らしているのでしょうか。

 

黒川氏の退職金7000万円に批判。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です