二度と取り戻せないもの、大切に!

2020年 06月9日 - 日常

明日の「時の記念日」を前に、〈時〉と言ったら思いだすのが、1983年7月16日に公開された大林宣彦監督、原田知世初主演の映画『時をかける少女』。
この映画は、筒井康隆のジュブナイルSF小説『時をかける少女』の最初の映画化で、先日亡くなった大林宣彦の「尾道三部作」(他の2作は『転校生』・『さびしんぼう』)の2作目です。
原田知世が演じる高校生の芳山和子は、学校の実験室で白い煙とともに立ちのぼったラベンダーの香りをかいだ瞬間、意識を失い倒れてしまいますが、それ以来、時間を移動してしまうような不思議な現象に悩まされるようになった和子は、同級生の深町一夫に相談するといった青春ファンタジー。
原田知世の良さを最大限に引き出しつつ、思春期の少女の危うさや可憐さを表現した名作だと思います。
この作品はスッキリさわやか青春ドキドキ映画で、原田知世が超可愛くてたまりませんでした。
あと、松任谷由実による主題歌「時をかける少女」は言うまでもなく名曲ですが、劇中に流れる音楽も秀逸ばかりです。

「時の記念日」は、「時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろう」と呼びかけたのが趣旨で、1920(大正9)年に制定されました。
「時は金なり」とよくいわれますが、時間は誰にでも平等に与えられた唯一のものです。
有効に使うか、無駄に使うかはその人次第ですが、二度と取り戻せないものですから大切にしたいですね。

 

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