花言葉は、円熟した優雅さ。

2020年 06月15日 - 日常

鬼子母神(きしもじん)さまとは、仏教(法華経)に登場する女神です。
鬼子母神は、非常に子だくさんな神様で、その子供の数は500人いたとも1000人いたとも言われています。
子だくさんな鬼子母神は子育ての体力をつける為に人の子供をさらって食べていました。それを見かねたお釈迦さまが鬼子母神の子供を1人隠したところ、鬼子母神は大いに悲嘆にくれました。
お釈迦さまは「自分の子供がいなくなる悲しみがわかったのなら、もう人間の子供をさらって食べてはいけない」と鬼子母神に告げ、代わりにザクロを食べるように伝えたそうです。
「ザクロが人肉の味」だというは噂の出どころは、この鬼子母神のお話でした。
ただし、本来の鬼子母神とお釈迦さまのエピソードにはザクロは登場しませんが、「お釈迦さまが、人間の代わりにザクロを食べるように戒めた」というのは、日本で広まった俗説ではないでしょうか。

ザクロ(柘榴)の幹は細く灰褐色をしていて、光沢のある明るいグリーンの小さな葉をつけ、枝に小さなトゲがあるのも特徴です。
日当たりがよければ花付きがよく、実もたくさん収獲できるので、昔から庭木として好まれてきました。
立正院境内には、いまザクロの花が満開です。
ザクロの花が咲くのは初夏、5~7月頃で、本格的な暑さが来る前、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせます。
ザクロの花は、肉厚なオレンジ色のガクの間から飛び出すように花びらを広げます。
ザクロの花は初夏に咲くので、開花してすぐに梅雨に入ってしまい、花が散りやすいという特徴もあります。
この落ちたガクが、タコウィンナーのようで、ちょっと可愛らしくもあります。

 

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