ささの葉さらさら のきばにゆれる♫
2020年 07月6日 - 日常
明日の「七夕」に向けて、今日も七夕の話題をお届けします。
♬ ささの葉さらさら のきばにゆれる お星さまきらきら きんぎん砂子
♬ 五色のたんざく わたしがかいた お星さまきらきら 空からみてる ♫
童謡『たなばたさま』(作詞:権藤はなよ、補作詞:林柳波 、作曲:下総皖一 )は、1941年(昭和16年)3月に文部省発行の「うたのほん・下」に掲載された唱歌です。
1番の歌詞にある「のきば」とは、漢字で書くと「軒端」、つまり屋根の端で壁から張り出した部分で、日本の古い民家ではこうした軒端が設けられており、七夕の時期には軒端に笹飾りが飾られていました。
また「金銀砂子(きんぎんすなご)」とは、金箔や銀箔を細かく砕いて、蒔絵や襖絵などを装飾するために使う粉(砂子)のことで、この歌詞では七夕の星空や天の川の砂などが表現されています。
2番の歌詞の冒頭に出てくる「五色の短冊」の「五色(ごしき)」とは、中国の五行説にあてはまる五色で、青・黄・赤・白・黒をいいますが、実際の短冊では、黒は縁起が悪いので「紫」が用いられていることが多いようです。
5月に鯉のぼりの一番上に飾られる五色の吹き流しも、この「五色」とルーツが同じです。
明日の日本列島は、湿った空気等の影響で雲が多く、星空を見るのが難しい天気となりそうですが、これは織り姫様の涙かもしれませんね。
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