日本の食卓には欠かせない野菜。

2020年 07月25日 - 日常

ナスの美味しい季節になりました。
和名ナスの語源については諸説あり、実の味から「中酸実」(なかすみ)の略であるとする説や、夏に実がなるので「夏実」(なつみ)と読んだが、それが訛って「なすび」(奈須比)と呼ばれたとする説があるようです。
また、室町時代頃に宮廷の女官が女房言葉として「おなす」と呼び、その呼称が定着したそうです。
日本へは中国から渡来し、奈良時代の頃にはすでに栽培されていました。
長卵ナス、加茂ナス、米ナス、小丸ナスなど100以上の品種があり、日本の食卓には欠かせない野菜ですね。

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盂蘭盆会には、ナスで馬をかたどって祖先の霊に供える風習があります。
お盆の期間中には、故人の霊魂がこの世とあの世を行き来するための乗り物として、「精霊馬」と呼ばれるキュウリやナスで作る動物を用意します。
4本の麻幹あるいはマッチ棒、折った割り箸などを足に見立てて差し込み、「馬」「牛」を作ります。
キュウリは足の速い馬に見立てられ「あの世から早く家に戻ってくるように」と、ナスは歩みの遅い牛に見立てられ「この世からあの世に帰るのが少しでも遅くなるように」との思いです思いです。
また、供物を牛に乗せてあの世へ持ち帰ってもらうとの願いが込められています。
ちなみにレシピでは、お漬け物・麻婆ナス・煮びたしが、法華坊主は好きですね。

 

コロナ禍4連休、全国で感染者急増。  法華坊主 joe

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