この土日、久し振りの晴れ。

2020年 10月24日 - 日常

きょうは久し振りに秋晴れの好日となり、あすの日曜日も好天に恵まれそうです。

紅葉(もみじ) 童謡・唱歌 歌詞と試聴
皆さんも「紅葉狩り(もみじがり)」という言葉を一度は聞いたことがあるかと思います。
紅葉狩りとは、「紅葉を見ること」を意味します。
紅葉狩りという言葉が出てこないまでも、万葉集には紅葉を詠んだ歌がたくさんあることから、この時代にはすでに紅葉秋の風物詩として楽しんでいたのだろうといわれています。
万葉集の成立は759年以降と推測されていますから、1200年以上も前から紅葉は人の心をつかんでいたということができます。
平安時代、貴族の間では紅葉を見ながら宴を開き、その美しさを和歌を詠んで競い合う「紅葉合(もみじあわせ)」いう遊びが行われていました。
この紅葉合が、今の紅葉狩りの始まりだといわれています。
当時は紅葉を庭木として植える習慣が一般的では無かったので、紅葉を見るためには山まで足を運ばなくてはいけませんでした。
紅葉狩りは、室町時代から徐々に庶民の間に普及していき、江戸時代中期には大人気の行楽となります。
その背景にあるのは、お伊勢参りなどの旅行が大流行していたことが挙げられています。
お伊勢り本来の目的は伊勢神宮に参拝することなのは言わずとですが、次第にその道中を楽しむようになると、お伊勢参りは旅に出かける口実となったのです。

明日の日曜日、遠くまで足を延ばさなくても、お近くの公園で小さな秋を見つけてはいかがですか?

 

政府の分科会「年末年始の休暇延長」提言。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です