裏の裏は、表。

2020年 10月28日 - 日常

裏面工作(表に出ないところで、ある目的がかなうよう働きかけをすること)とか、表裏一体(二つのものの関係が、表と裏のように密接で切り離せないこと)とか、「裏」のつく熟語があります。
皆さんは「裏」といったら何を想像しますか。

リニューアル・オープン記念展Ⅱ 日本美術の裏の裏」

先日、上京の折に、東京・六本木のサントリー美術館で「日本美術の裏の裏」展(~11/29)を観てきました。
収蔵品の中からとりわけ個性が光る作品の数々を紹介し、日本人が古来培ってきた美のたのしみ方を深掘りする企画です。
どのように飾るかまで想像して作品を味わう「空間をつくる」、極小サイズの飲食器や調度品を愛玩する「小をめでる」、ヘタウマな絵も受容する「心でえがく」などユニークな6章で構成されていました。
教科書では学べない「裏技的」な鑑賞法を提示する意欲的な展覧会。
特に興味深かったのは、2章の「小をめでる」で、サントリー美術館のコレクションの中から、小さな作品を厳選して紹介して、ミニチュアサイズの日本美術の数々が展示されていました。
屏風や掛け軸がミニチュアサイズになるだけで、なんでこんなに可愛いのかよ!、その不思議な可愛らしさに、思わず心を奪わてしまいました。
「日本美術の裏の裏」というタイトルには、「裏の裏は、表」そんな意味合いが込められていたようです。

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