自由と平和を愛し、文化をすすめる日。

2020年 11月3日 - 日常

今日11月3日は文化の日。
「国民の祝日に関する法律」によれば、「自由と平和を愛し、文化をすすめる日」とされています。
文化の日が制定されたのは1948(昭和23)年。その2年前、1946年11月3日に新憲法が公布されたことを記念して定められました。
実は、11月3日はもともと文化の日ではなく明治天皇の誕生日「明治節」でした。
日本には天皇の誕生日を祝日にして祝う「天長節」という習慣があり、大正時代から11月3日は明治天皇の天長節として親しまれていたんです。
1912(大正1)年7月30日の明治天皇の崩御に伴い、天長節は大正天皇の誕生日に変更され、明治天皇が崩御された日を「先帝祭」として祝日にしました。
しかし、大正天皇が崩御されると天長節、先帝祭ともに変更され、明治天皇に関する祝日はなくなってしまったんです。
文明開化の時代を治め、近代日本を発展させた名君である明治天皇の祝日がなくなってしまうことを惜しむ国民が多く、誕生日を祝日として残そうとする請願運動が始まりました。
これを受けて1927(昭和2)年、11月3日は「明治節」として祝日に定められたのです。
簡単にいうと11月3日は、明治時代は「天長節」、昭和初期に「明治節」になり、戦後に「文化の日」と定められ現在に至るという由来・経緯があるんですね。

大人検定365 11月3日「文化の日」の由来となったこと
今日の「文化の日」、皆さんはいかが過ごされましたか?
法華坊主は、親しい友人から勧められていたドキュメンタリー邦画を観て、自分の人生・生き方をあらためて考え直す好い機会をいただきました。
ありがとう、感謝します。

 

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