場に適した服装。

2020年 11月8日 - 日常

結婚式や法事など、最近は主催者からのお心づかいで「平服でお越しください」と記されていることがよくあります。
法華坊主のブログですから、今回は法事について着目してみます。
「平服」という言葉から、Tシャツやコットンパンツなどの「普段着(私服)」をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような服装で法事に参加してもよいのでしょうか。
平服という言葉は、冠婚葬祭や就職活動の案内などで目にすることが多く、日常生活の中で耳にすることはあまりないと思います。
平服を辞書で引くと「普段着ている服、日常の衣装」などと書かれていますが、実際には、Tシャツやジーパンのような普段着は、冠婚葬祭や就職活動おける平服とは言いません。
冠婚葬祭や就職活動における平服とは、「場に適した服装」を指します。
喪服には「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類があります。
「正喪服」は最も格の高い喪服で、葬儀・告別式の際に喪主や親族が着用するもの。
「準喪服」は一般的に「喪服」と呼ばれるものです。
「略喪服」は準喪服より格が下がります。
法事の際で言えば、3回忌の法事までは「略喪服」を指し、それ以降の法事であれば「略喪服よりも格を落とした地味目な服装」を指します。
弔事の平服は、「正喪服や準喪服でなくてよい」という意味ですので、黒かそれに近いダークカラーの服装が基本です。

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法事やお別れ会では、平服と言われても弔事ならではのルールや着用マナーがあります。
「型にとらわれず」といった意見もあられるでしょうが、亡くなった人や遺族に気持ちを表すことを忘れずに、その場にふさわしい服装で参列したいですね。

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