勲章と褒章の2種類。

2020年 11月11日 - 日常

皇居で「秋の叙勲」の親授式が行われ、天皇陛下が受章者に勲章を手渡される報道がされています。

叙勲・褒章とは | 叙勲褒章の三重専門店なんせい

わが国には、社会や多くの人のために重要な仕事をした人、目立たなくても大切な仕事をこつこつと長年続けた人、誰かを救うために力を尽くした人、そうした人や仕事ぶりに、光を当てる仕組みがあります。
国や公共のために功労のあった方、社会の各分野において優れた行いのあった方などに対し、国としてその功績や業績を表彰するために、「栄典制度」が設けられています。
我が国の「栄典制度」は明治以来の長い歴史と伝統があります。
平成15年(2003年)に大きな制度改正が行われ、平成28年(2016年)にも見直しが行われました。
この見直しで、これまであまり栄典が授与されてこなかった分野で活躍している民間の方々へも、積極的に栄典授与を進めていくこととしました。
今後も、長い歴史と伝統を大事にしながら、時代の変化に対応した、より国民に親しまれる栄典制度を目指して見直しが進められるようです。

大きく分けると、勲章(くんしょう)と褒章(ほうしょう)の2種類があり、それぞれいくつかの種類が設けられています。
勲章には、大勲位菊花章、桐花大綬章、旭日章、瑞宝章、文化勲章などがあります。
大勲位菊花章や桐花大綬章は、内閣総理大臣や衆議院・参議院の議長、最高裁判所長官の三権の長を務めた方などに授与されています。
旭日章は、功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた方に、瑞宝章は、公務などに長年にわたり従事し、成績を挙げた方に、授与される勲章です。
文化勲章は、科学や文化の発達に関し特に顕著な功績のある方が対象です。
法華坊主には、いずれも縁のない話ですが、4月の「昭和の日」と、この時期の「文化の日」には、新聞紙上をにぎわす話題ですね。

 

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