越冬に訪れてくれる白鳥。

2020年 11月16日 - 日常

白鳥は、世界全体で新型コロナウイルスが蔓延していることをご存知なのだろうか?
立正院境内の傍を流れる水原川の下流に、今年も忘れず今月初めに白鳥が飛来してきました。

白鳥の湖ならぬ、野鳥の集まるスポット・永山新川 | asatan

白鳥の生息地はユーラシア大陸北部のツンドラ地帯で、そこは冬の寒さが大変厳しいそうです。
最低気温は-30℃以下になるときもあるそうです。
白鳥の生態的には厳しい寒さにも耐えられるそうですが、そんな寒い土地では湖の氷が凍ってしまいます。
白鳥の主なエサは水草なので、凍ってしまうとエサを食べられなくなってしまうために、水面が凍らない日本までエサを求めてやってくるのだそうです。
その距離約3000㎞~4000㎞といわれ、そんな気の遠くなる距離をはるばる越冬に訪れてくれるのですね。
そんな長旅をするくらいなら、日本にずっといればいいのでは?と思いますが、やはり白鳥にとっては日本の夏は暑すぎるようです。
もうひとつの理由としては、白鳥は縄張り意識が強い!という理由も挙げられます。
繁殖期には、他者に向かって攻撃的になることから広い土地が必要なのだそうです。
そういえば、白鳥を見に行くと、よくケンカしている姿を見かけますが、見た目の可愛らしさに反して意外と凶暴なのですね。それにしても、遠い異国の地から日本までやってくるなんて、その根性ってすごいですよね。
白鳥の生態がわかったので、今シーズンの白鳥見学はさらに楽しいものになりそうです。
皆さんも、ぜひ白鳥の観察に出掛けてみてください。癒されますよ。

 

IOC会長、「必ず実現し成功させる」。  法華坊主 joe

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