「第九」が聴こえない年の瀬。

2020年 12月28日 - 日常

今年はコロナ禍で話題になりませんが、例年、年末になるとあちらこちらでベートーベンの交響曲第9番、通称「第九」のコンサートが多数開かれます。
ダイナミックな合唱のはいった「歓喜の歌」が有名ですが、「これはその第4楽章だ」と、合唱団のおばちゃんから教えてもらいました。

ベートーヴェン交響曲第九番「合唱」パート別練習アプリ「モバイル ...
日本で年末盛んにベートーベンの「第九」が演奏されるようになったのは第二次世界大戦後。
戦後、まだ日本がかなり貧しかった頃、昭和27年の末、日本交響楽団(現在のNHK交響楽団)で、楽団員が無事に年をこせるようにと(つまりボーナス支給の財源)、3日連続の「第九」のコンサートを企画し、好評を博したことがきっかけと言われています。
その後合唱ブームとも相まって、いつの間にか「第九」が年末の風物詩となったのだそうです。
12月に入るころから、プロ、アマ問わず、様々な楽団の第九コンサートが多数開かれています。
今年はすでに多数のコンサート等が中止を余儀なくされていおり、2020年末~2021年年明け、「第九」「ジルベスターコンサート」「ニューイヤーコンサート」等についてもどうなるのか?不透明な状況です。
歌を忘れた法華坊主ですが、音楽ファンも音楽関係者も安堵できる時期が早く来ることをお祈り申し上げます。

 

「鬼滅の刃」、興行収入歴代1位に。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です