その年の豊穣を司る歳神様。

2020年 12月30日 - 日常

年末年始になると、あちこちで見かけるお正月飾り。
もともと正月行事とは、年神様というその年の神様を迎え、祀るために行われてきたものです。
農耕民族だった日本人にとって、五穀豊穣の神である年神様は大事な神様として考えられていました。
また、生きる力や幸せをもたらしてくれるといわれていることから、お正月が近付くと門松やしめ縄を飾り、年神様を祀る準備をしていたのです。
正月飾りを飾る時期は、日本の暦での「正月事始め」である12月13日以降ならいつ出しても問題ありません。
現在の日本では、クリスマスの過ぎた26日頃から飾り始めるのが一般的になりつつあります。
年末の中でも28日は末広がりの「8」、30日はキリが良い数字として、その日に合わせて正月飾りを飾る家庭も多いようです。
一方避けた方がいい日は29日と31日といわれています。
29日は「苦」を連想させる数字であることから敬遠され、31日は葬式と同じ一夜飾りなのは縁起が悪いとして避けられます。

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ちなみに門松にあしらわれている松・竹・梅には、それぞれに意味があります。
松は「祀る」につながる樹木ということで、おめでたいことから用いられます。
竹は2~3日程で背丈ほどに伸びることから、生命力の象徴という意味合いがあります。
新春に咲く梅は、1年の始まりにふさわしい花として飾られ、門松には紅梅と白梅の両方を飾るのが一般的です。
令和3年はよき年でありますように・・・。

 

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