一年の抱負や目標をしたため。

2021年 01月2日 - 日常

きょう1月2日は「書き初め」。
法華坊主も身を浄め心を込めて『法華経 如来壽量品第十六』(偈)を浄書(写経)しました。

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書き初めは、1月2日に行うのが、現在では一般的です。
書道や茶道、三味線などのお稽古ごとは「1月2日から習い始めると上達する」と言われていて、この日を初稽古の日とする習い事は多いようです。
書き初めは、平安時代の宮中における「吉書の奏(きっしょのそう)」という行事がルーツです。
吉書の奏は、改元・代替わり・年始など、ものごとがあらたまった節目に、天皇に文書を奏上するというものです。
この吉書の奏は鎌倉・室町幕府にも引き継がれ、「吉書始め」という新年の儀礼行事として定着します。
江戸時代になると、この吉書始めが庶民の間にも「おめでたい新年に書道(習字)をする」という行事となって広がりました。
江戸時代には、自宅で書き初めをする場合は、「年が明けて最初に汲んだ井戸水(=若水:わかみず)を神前に供えたあと、その若水を使って墨をすり、恵方に向かって詩歌を書く」というのがスタンダードだったようです。
時は流れて、現代の書き初めには、おめでたい言葉や詩歌、または今年一年の目標や抱負を書くことで、行動を新たにするという意味があるようですね。

 

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