晦日正月雑感。

2021年 01月31日 - 日常

「晦日」、なんと読みますか?

多くの方は、「晦日」という文字を見たとき、多くの人は「みそか」と読むはずです。
それは「大晦日(おおみそか)」という言葉がよく知られていることによります。
ところが「晦日」は、ほかにも「つごもり」「つもごり」「かいじつ」などと読むことができるため、全部で4通りの読み方ができる言葉となっています。
「晦日(みそか)」は本来、「三十日」のことです。
「みそ」は「三十」を表し、現在でもよく用いられている「三十路」は30代のことではなく30歳のことを指しています。
太陰暦(陰暦・旧暦)では月の最後は30日と決まっていたことから、「晦日」は30日にあたるものでした。
しかし太陽暦(新暦)に変わってからは、その月の最終日(1月や3月などの大の月なら31日、2月なら28日もしくは29日、4月や6月などの小の月なら30日)を指すようになったのです。
なお「晦日(みそか)」にはもうひとつ、30日間という意味もあります。

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「晦日」が月末日のことを指すのは、「晦」という漢字が持っている意味にあります。
「晦」の「暗い」という意味の由来は太陰暦にあり、1ヵ月が新月からスタートすることによるものです。
月の最終日は新月の前日にあたるため、月明かりはありませんから、そのため「晦」は暗いことを表しているのです。
「晦日正月」とは、正月の晦日(31日)のことで、今日のことです。
正月の最後の日=1月31日は、地方によっては正月の晦日に御餅をついて神様にお供えしたり、また松の内に年始回りに行けなかった親戚を訪問する習慣もあったそうです。

 

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