不知火(しらぬひ)。
2021年 02月22日 - 日常
熊本の友人から「デコポン」が届きました。
デコポンとは、長崎県にある農林水産省果樹試験場において、1972年に清見と中野3号ポンカンの交配種として誕生したタンゴール。
温州みかんとオレンジの本来の品種名は生産を始めた地域にちなんで「不知火(しらぬひ」)」と呼ばれ、「デコポン」は登録商標ということも初めて知りました。
デコポンは「不知火」の中で、糖度13度以上である事やクエン酸1.0以下など柑橘類のなかで唯一全国統一された基準「全国統一糖酸品質基準」を満たさなければ「デコポン」として出荷することができないそうです。
また、日園連に加盟する全国のJAのみがこの「デコポン」という商標を使用でき、加盟していない農園では使えないのだそうです。
デコポンは全国の主なみかん産地で作られていますが、中でも発祥の熊本県不知火地区が有名で特産となっており、生産量トップは何と言っても熊本県で、全国の約25%を作っています。
頭部がコブのように出ており、これをデコと呼び、果皮はやや粗く、その割りに剥き易いのが特徴です。
果肉は橙色で柔らかく多汁で、瓤嚢=ジョウノウも薄く、そのまま食べられる都合の良い柑橘類です。
美容と健康のために、喜んで頂戴いたします。
1人7万円超の飲食費って何?。 法華坊主 joe