春の訪れを感じます。

2021年 03月6日 - 日常

今日(5日)は24節気の「啓蟄(けいちつ)」。
啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくるという意味です。
まさしく今日は、冬ごもりの虫たちが暖かさに誘われ動き出したようで、福島地方気象台によると、5日の最高気温は福島市で17.7℃、4月中旬並みの暖かさになりました。

福寿草にいる虫 - 道東の自然で遊ぶ

稲作をはじめ農業が盛んな日本においては、虫は作物に被害を与える存在にもなりうる一方で、田んぼや野山にいる虫と触れ合い、季節の虫を観賞したり音色を楽しんだり、昔から虫との深い関わりを持って暮らしてきました。
日本には古くからたとえに虫を用いたことわざや慣用句、たとえば「一寸の虫にも五分の魂」「腹の虫がおさまらない」など、たくさんあります。
言葉の成り立ちから、改めて昔の人々の生活が虫たちと深い関わりを持っていたことがわかるとともに、それぞれの虫の特徴をユニークな視点で切り取った、先人たちの観察力や発想力にも驚かされますね。
こうしたことからも、昔の人たちは生活の中で虫を身近に感じ、虫たちから多くを学んでいたことがうかがえます。
とは言っても、法華坊主は虫が大嫌いです。

 

緊急事態、1都3県2週間延長。  法華坊主 joe

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