濃厚でクリーミーな味わい。

2021年 03月10日 - 日常

東日本大震災の津波の影響で甚大な被害を受けた三陸の牡蠣。
震災前は全国2位の水揚げを誇り、全国的に名の知られる特産品でしたが、いかだなど養殖施設が津波で流され、当時すぐには復旧に取りかかることはできない惨状でした。
そして明日に震災後10年を迎える浜の街で、見事に復活した三陸の牡蠣を頂戴しました。

宮城 南三陸の牡蠣(カキ・かき)|株式会社マルダイ長沼

牡蠣の全国水揚げのほとんを広島県と、宮城県が占めています。
加熱用も含めた牡蠣の生産量では広島県が一位ですが、生食用牡蠣の生産量は宮城県が第一位です。
三陸産牡蠣が生食用として楽しめるシーズンは10月~2月の冬の時期で、その期間、三陸の牡蠣は『生食用』として全国へ大量に流通します。
三陸地方は、北からの寒流(親潮)と南からの暖流(黒潮)がぶつかる「世界三大漁場」と呼ばれています
そして三陸地方の一番の特徴は「リアス式海岸」
一度三陸を訪れた方はご存知かもしませんが、リアス式の入り組んだ海岸線を見渡すと、周囲を壮大な山々が取り囲んでいます
森林に降り注いだ雨水は長い年月をかけて地中深くに染み込み、入り組んだ海岸線へと流れていきます
そんな「森と海が共存する地形」が、美味しく清潔な牡蠣を育てている大きな要因です
雨水と海水が混じり合った環境で育つ三陸の牡蠣は、他の産地の牡蠣と比べ濃厚でクリーミーな味わいと言われています。
ごちそうさまでした。

 

NTT、高市元総務相らも接待していた。  法華坊主 joe

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