未曽有の複合災害から10年。

2021年 03月11日 - 日常

2011年3月11日、東日本大震災が発生。
巨大津波と東京電力福島第1原発事故という未曽有の複合災害は、関連死を含めて全国で約1万9600人の命を奪い、2528人の行方が今なお分かっていません。
暮らしと営みが無慈悲に奪われたあの日から、今日で10年を迎えました。
こうした歳月に思いをはせるとき、「もう10年」と思う方、「まだ10年」と感じる方、どちらも現実です。
福島県民は、地震と津波ばかりでなく、原発事故による地域社会の分断、風評被害、差別・偏見と10年にわたって戦ってきました。
そしてこれからも戦いは続くのです。

3月11日 被災地、祈りの朝: 日本経済新聞

大震災10年の午後2時46分は、福島県浪江町請戸で掌を合わすことができました。
地震、津波、原子力の複合災害に見舞われた浪江町の沿岸部は、青い海が穏やかな波音を立てていました。
10年前、この海は15メートルを超える大津波となり、町をのみ込んだのです。
来年の3月11日もまた、福島・宮城・岩手の太平洋沿岸の何処で、鎮魂の供養と復興の祈願をお勤めできるよう精進して参りたいと思います。

 

あの日を忘れない、南~無~・・・。  法華坊主 joe

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“未曽有の複合災害から10年。” への1件のコメント

  1. さとくん より:

    「節目」はマスコミや周囲が作るものではなく、被災されたその人が自ら決めるものだと思う。

    不謹慎ですが、今度は首都直下型地震で東京が地獄を見ますよ・・・

    都合の悪いことは全部福島(と沖縄)に押し付けてる東京。

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