2021の新年度を迎え・・・。

2021年 04月2日 - 日常

サクラが咲きはじめると、そろそろ入学式のシーズン。
満開のサクラの下で記念写真を撮ったと昔を懐かしむ人も多いと思います。
日本の学校では、当たり前のように4月に入学式や新学期を迎えますが、新年は1月からはじまるのになぜ4月?と疑問に思ったことのある人もいるのではないでしょうか。
もともと日本の学校には入学式や新学期という風習はありませんでした。
と言っても、これは昔の江戸時代の話で、当時は学びの場として開設されていた寺子屋などでは特に入学の時期を決めずに、いつでも入学することができたそうです。
この時代の子どもたちは、子どもとはいえ家族の仕事を手伝うことが多かったため、現在のように時間割などもなく、学べる時間だけ学ぶという子どもが多かったようです。
明治時代に入ると、明治維新によって西洋の文化が取り入れられるようになり、教育も西洋の文化にならって9月入学が主流となっていきました。

モクレン(木蓮)の花言葉|種類、特徴、色別の花言葉 | LOVEGREEN(ラブ ...

ところが、明治19年(1886年)に国の会計年度が3~4月に行われるようになったことをきっかけに、当時の文部省の指示で高等師範学校は4月入学となりました。
その理由は、学校運営に必要なお金を政府から調達するため、国の会計年度のはじまりとなる4月に合わせないと不便が生じるためと言われています。
その後、全国の師範学校や小学校でも4月入学が広まり、大正時代に入ると高校や大学も4月入学に変わり、現在のスタイルになりました。
「会計年度」が4月になったのは、「かつて日本政府の税金の収入源が農家のお米であったことから、農家の方たちが秋にできたお米を収穫して現金で納税してから予算編成するため、4月にしたほうが都合がよかったこと」や、「経済力を誇ったイギリスの会計年度が4月であったこと」に由来します。
2021の新年度を迎え、心新たに再出発しましょう。

 

有吉弘行&夏目三久が電撃結婚。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です