「ポン」?

2021年 04月12日 - 日常

春の青野菜のお浸しををいただくのに、近年、健康管理を気にとめて、お醬油ではなく「ポン酢」を愛用しています。
普段はミツカンの「ポン酢」を使いますが、最近はいろんな味が出てきて、スーパーには各社各種の商品が陳列されています。

ふぁる در توییتر "関東のスーパーはポン酢の品揃えが悪いって話だけど ...

ところで、「ポン酢」の「ポン」って何なのかご存じですか?
ポン酢は柑橘類の果汁のことで、スダチ・ユズ・ダイダイ・カボスなどの絞り汁です。
最近は醤油などの調味料を加えた「ポン酢しょうゆ」のことも、直接「ポン酢」と呼ばれているそうです。
鍋物やお浸しなど、日本の食卓にはかかせないものとなっているので元々日本の言葉だと思われがちですが、実は語源はオランダ語のポンス(pons)、すなわちビターオレンジ、日本でいうところのダイダイの絞り汁のことからきているそうです。
この酸味のあるポンスに酢を連想して、あて字したのがポン酢の始まりとなったようです。
当たり前のように使っている言葉の中にも、意外な外来語は混じっているものなのですね。

最近は技術の発達により、さまざまなポン酢が出てきています。
定番のユズやスダチのほかにも、ダイダイやミカン、カボス、デコポン、ジャバラといった果物を使ったものもあります。
鯛だしや、とり野菜味噌、玉ねぎ、牡蠣醤油を加えたものもありますし、お酢に注目をして柿酢を加えたものとかもあります。
さらには、ちょいかけボトルのように、卓上に置いて適量が出せる、より使いやすく工夫を凝らした商品まで出てきました。
恥ずかしながら、蓋をあけるときにする「ポンッ」という音がするからとか、フルーツのぽんかんの「ポン」かなと思っていた「ポン酢」も日々進化しているようです。

 

松山英樹、日本人初マスターズV。  法華坊主 joe

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