‎‎春雨が百穀を潤す。

2021年 04月20日 - 日常

きょうは、24節気のひと「穀雨(こくう)」です。‎
‎‎春雨が百穀を潤すことから名づけられたもので、雨で潤った田畑は種まきの好期を迎えます。‎
‎‎この時季に、特に雨が多いというわけではありませんが穀雨以降、降雨量が多くなり始めます。‎
‎‎「清明になると雪が降らなくなり、穀雨になると霜が降りることもなくなる」という言葉があるように、南の地方ではトンボが飛び始め、冬服やストーブとも完全に別れる季節です。‎
‎‎また、変わりやすい春の天気もこの頃から安定し、日差しも強まってきます。
昔から、この日を田植えの準備をする目安にしているようです。‎

2021年「穀雨(こくう)」はいつから?意味・由来・食べ物・行事など ...

この時期の雨は「百殻春雨(ひゃくこくはるさめ)」とも呼ばれており、あらゆる穀物を潤し育てる恵の雨と考えられてきました。‎
‎‎作物を上手に育てるためには、この穀雨の前に種まきを終える必要があります。‎
‎‎そのため昔は穀雨を目安としての作業の準備が行われます。‎
‎‎由来ははっきりしてはいないものの、江戸時代に太玄斎(常陸宍戸藩の第5代藩主松平頼救)が記した暦についての解説書「暦便覧」において「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されています。‎
‎‎このことからも、穀雨が種まきの際にどれだけ重要視されていたかが伺えますね。

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まん延防止措置、今日から4県追加。  法華坊主 joe

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