夢見て咲いている水のほとり。

2021年 05月30日 - 日常

♬ 夏がくれば 思い出す
はるかな尾瀬 遠い空
霧のなかに うかびくる
やさしい影 野の小径
水芭蕉の花が 咲いている
夢見て咲いている水のほとり
石楠花色に たそがれる
はるかな尾瀬 遠い空 ♫

1949年発表の「夏の思い出」(江間章子作詞/中田喜直作曲)は、中学校の音楽教科書にもよく掲載され、女声合唱や混声合唱などの合唱曲としても編曲されています。
尾瀬(おぜ)は、福島県・新潟県・群馬県の3県にまたがる地域で、中心となる尾瀬ヶ原は、日本を代表する高地の湿原です。
自然の宝庫である尾瀬には、ミズバショウやミズゴケなど湿原特有の貴重な植物群落が見られることで有名です。
今年は29日に「山開き」を迎えましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、檜枝岐村関係者のみで行ったそうです。

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「夏の思い出」の歌い出しがあまりにも有名なため、夏の花と誤解されがちなミズバショウですが、実際には春の花です。
尾瀬ヶ原の見ごろは早くて例年5月末、少し標高の高い尾瀬沼周辺で6月初旬ごろですが、ただ近年は温暖化のためか、やや早まる傾向にあると、山好きの猛者が教えてくれました。
一見花びらのように見える白い部分は「仏焔包(ブツエンホウ)」という葉の一種で、実は中央の黄色いとうもろこしのような部分が花だということも。
よく見るとこの花も一つではなく、小さな花の集合だそうです。
ずいぶん前に行ったことがありますが、最近はご無沙汰でしたから是非行ってみたくなりますね。

 

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