梅の実が熟して潰れる時季。

2021年 06月11日 - 日常

暦の上で、きょうは「雑節(ざっせつ)」のひとつ「入梅(にゅうばい)」です。
「雑節」とは、日本の季節の移り変わりをよりわかりやすく表したもので、主に農作業に深くかかわっています。
雑節には「節分」、「お彼岸」、「社日」、「八十八夜」、「入梅」、「半夏生」、「土用」、「二百十日」、「二百二十日」があります。

入梅ってどういう意味?言葉の由来と意外に知られていない梅雨入りの ...
入梅には 「梅」という言葉が使われていますが、どうして梅という言葉が使われるようになったのでしょうか。
その由来としては、二つの説があり、まず一つ目の説は、「梅の実が熟す頃に降る雨」という意味です 。
確かに6月は梅の実が熟して、スーパーや八百屋などで梅の実が並ぶ時期でもあります。
昔の人はこうした梅の実を見ることで、「そろそろ梅雨だな」と感じ取っていたのかもしれません。
二つ目の説は、「カビが生えやすい時期の雨」 から 入梅と呼ばれるようになったのではないかという説です。
「黴」という字は「ばい」という読み方もあり、雨が多く降る梅雨の季節はカビが生えることも多いことから「黴雨(ばいう)」と呼んでいたという説もあります。
語感が良くないため、同じ読みでその季節にあった果物である「梅」の字 を使い、梅雨と呼ばれるようになったのではないかと言われています。

「入梅」と「梅雨入り」は似たような意味の言葉ですが、「入梅」は暦のうえでの呼び名、 「梅雨入り」は気象条件が揃った際の呼び名として使い分ける必要があります。
ところで今年は、九州地方から東海地方にかけ5月中旬に異例の早さで梅雨入りしましたが、関東以北の梅雨入りはどこへ行ってしまったのでしょう。
福島市もここ数日は30℃超えの暑さとなり、真夏のような熱中症も心配される毎日です。

 

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“梅の実が熟して潰れる時季。” への1件のコメント

  1. さとくん より:

    今日で「10年と3か月」なのに、マスゴミは何も報道しなくなりましたね・・・

    あの出来事は過去の、東北での出来事にして忘れ去りたいのでしょうか・・・・

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