福島のサクランボ。

2021年 06月15日 - 日常

福島県の北部に位置する県北地域は、くだものの主要な生産地となっています。
くだものは暖地性(暖かい気候でできる)と寒地性(寒冷な気候でできる)の大きく2つに分類されます。
県北地域は、夏は高温多湿、年間の降水量は少なく、冬は寒冷の恵まれた風土により、両性のくだものが栽培され、サクランボ・モモ・ナシ・ブドウ・リンゴ・カキなど四季折々のくだものが生産されています。
ふくしまが「くだもの王国」と呼ばれるのは、このように種類の多さに加え、おいしいくだものが生産されていることにあります。
現在の果樹の中心地帯である県北地域は、旧伊達郡・旧信夫郡から現在に至り、早くから養蚕業が発展した地域です。
大正時代半ば以降、昭和恐慌、特に第2次世界大戦後の養蚕業の衰退に伴って、桑園から果樹園への転換が進みました。
また東北線の開通などにより、農産物市場が地方から全国へと拡大し、商品作物としての果樹の増大に拍車をかけることとなりました。

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山形より一足早く収穫され、福島のくだものシーズン幕開けを告げるのがサクランボです。
加温ハウスは5月の連休ごろから、露地物は6月初旬ごろから、高砂・佐藤錦・紅秀峰と7月上旬まで楽しめます。
福島サクランボは、福島リンゴと同じく葉面散布で育てて葉を固く健全に育てていることが特徴です。
福島サクランボで特に気配りしていることは、旨味と甘み、そして艶やかさと色味といった見た目の追求と徹底です。
まだまだ栽培の歳月は浅いですが、独自の栽培で40年続いている福島サクランボの経験と伝統。
それは意外にもシンプルであり、基本的にはリンゴやモモといった果物と考え方はほとんど同じです。
福島サクランボの育て方で最も重要なことは、子どもを育てるように優しくじっくりと育てること。
あとは福島の自然の風土と気候、そして葉と樹と土が産地直送でおいしい福島サクランボを実らせてくれるのです。
歴史と生産量は、お隣の山形県にはかないませんが、美味しさは勝るとも劣らない今が旬の「福島サクランボ」をぜひ試食してみてください。

 

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