住民を巻き込んだ激しい地上戦。

2021年 06月23日 - 日常

きょうは「沖縄慰霊の日」。
今月に入って、私の周りでもテレビ・新聞・雑誌等で「沖縄戦」の情報がまん延しています。
76年前、昭和20年の沖縄戦では住民を巻き込んだ激しい地上戦で20万人を超える人が亡くなり、沖縄県は旧日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる6月23日を「慰霊の日」としています。
最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園では、戦没者の名前が刻まれた「平和の礎(いしじ)」の前で祈りをささげる人の姿が見られ、平和祈念公園では戦没者追悼式が行われます。
各地で平和への祈りがささげられていて、最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園には朝早くから遺族などが訪れ、戦没者の名前が刻まれた平和の礎の前で花を手向けたり、手を合わせたりしている姿が報じられています。
一方、沖縄ではこの1年、名護市辺野古沖で進むアメリカ軍基地の埋め立て工事に使う土砂の調達先をめぐる問題が大きな議論を呼びました。

無言館」展 遺された絵画からのメッセージ」郡山市立美術館

沖縄慰霊の日、第二次世界大戦で亡くなった学生たちが描いた絵を集めた展覧会を観に、郡山市立美術館を訪ねました。
長野県にある「無言館(むごんかん)」は、戦争で亡くなった学生の遺族を訪ね、およそ600点の絵を集め、24年前に開館しました。
絵の前に立つと、なにも言葉が出なくなるということから、「無言館」と名付けられたそうです。
画学生たちが遺した作品には、恋人や妻、故郷など日常的な風景画描かれていますが、そこには既に絶筆になることを予想して、生きているその時間を噛みしめるように、ひたむきに制作している姿勢が感じられます。
新型コロナの影響で来館者が減ったことから、各地で展覧会を開いているとのことで、郡山では所蔵作品から134点を展示しています。
「無言館展」は、8月29日(日)まで開かれています。

 

 

上野動物園のパンダ、双子出産。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です