時と所を得ることが肝要。

2021年 07月19日 - 日常

きょうから、夏の「土用(どよう)」に入りました。
立春、立夏、立秋、立冬前の18日間(または19日間)を「土用」といいます。
中国の陰陽五行説からきており、万物の根源とされる「木火土金水」を四季にあてはめると、春=木、夏=火、秋=金、冬=水になり、あまった「土」を立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間にあてはめたものが「土用」です。
季節の変わり目に土用があり、昔はさまざまな禁忌や風習がありましたが、夏の土用は梅雨明けと重なることが多いために重要視され、土用といえば夏の土用をさすことが多くなりました。
これは、高温多湿な日本ならではの暮らしの知恵といえるでしょう。

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土用のあいだは「土の気が盛んになる」とされ動土、穴掘りなどの土を犯す作業や殺生が不吉なこととしてさけられました。
たとえば
・土用の期間中は土のなかに土を司る神、 土公神(どこうじん・どこうさま)がおられるので、土をいじると怒りをかい、祟りがある。
・木を植えたり、土いじりをすると腰を痛める。
・柱を立て、基礎工事、壁塗り、井戸掘り、土葬、穴あけなどはダメ
などと考えられてきました。
そんなの迷信だと思われる方もおられるでしょう。
人が成功するためには「時と所を得ることが必要だ」といわれています。
土用というのはまさに「時」です。

 

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