家庭に迎え入れたご先祖様を送る。

2021年 08月16日 - 日常

今月13日の夕方に、玄関先で焙烙(ほうろく・素焼きの小皿)におがら(皮を剥いた麻の茎)をのせ、火を点けて「迎え火」を行い、「盆明け」や「送り盆」などと呼ばれる今日16日のに「送り火」焚いてご先祖様をお送りし、今年も一連の盆行事をつつがなく執り行うことが出来ました。
我が家も今年は、昨年8月に亡くなった父の「新盆」でしたので、懇ろにお勤めいたしました。

盆明けの 8月22日(日)10:30~、立正院では「施餓鬼法要」を奉修します。
施餓鬼法要(おせがき)とは、ご先祖・新盆の霊位はもちろんのこと、水子の精霊、日ごろ供養されていない無縁の精霊、土地・家屋にまつわる因縁の精霊などに対し「本門八品 上行所伝 本因下種のお題目」を唱えて回向供養し、さらには家内安全・身体健全を皆さんと一緒に祈願する法要です。
今年は未だコロナ禍のため、私どもにできる限りの感染拡大防止対策を講じて法要を執り行いますので、マスク着用の上、気をつけてお参りください。
なお、法要後のお振る舞い(昼食)は差し控えさせていただきます。

京都五山送り火「どんな行事?」|【京都市公式】京都観光Navi

夏の夜空を彩る京都の大文字焼きは有名ですが、 これは正式には「五山の送り火」といいます。
今年は規模を縮小して行うようですが、毎年の場合8月16日の午後8時より約1時間,京都市内を囲む山の中腹に巨大な「大」、大文字山・左大文字山に「妙」「法」の文字、船と鳥居の形が相前後して点火されます。
これらは、総称して「五山の送り火」と呼ばれています。
京都では8月に入ると個々の家で精霊迎えの行事が行われ、16日に行われる「五山の送り火」は,この精霊を再び冥土に送り帰すという意味をもっています。
長崎の「精霊流し」も新盆を迎えた故人の霊を精霊船で送り出す盆明けの伝統行事です。

 

アフガン、タリバンが勝利宣言。  法華坊主 joe

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