ガラス窓に伝わる雨粒。

2021年 09月4日 - 日常

秋雨前線という気象用語からも、この時期の雨は梅雨時と同様に続くことがありますね。
ただ6月の雨はこれから来る夏への期待が持てるのですが、9月の雨は深まる秋への入り口。
太田裕美の「九月の雨」には叶いませんが、つちやかおりの「September Rainに消されて」も忘れてはなりません。
つちやかおりは「3年B組金八先生」でドラマでデビューし、その後に歌手として、テレビドラマ、レポーター、グラビアなどで活躍しました。
元夫は、シブがき隊のふっくん(布川敏和)です。

ジャケットと歌詞で昭和歌謡をたどる

♬ September Rain 見えなくなる 街中が九月の雨にぬれて 私だけ昨日に置き去りのまま ♪

「September Rainに消されて」は切々と歌う失恋の歌で、つちやかおりの6枚目シングルとして1983年9月にリリースされました。
この年の各賞レースへ向けた勝負曲としてテレビの露出の高い曲として、記憶に残ってらっしゃる方も多いかも知れません。
とりわけ、つちやかおりはその独特の雰囲気や高い歌唱力と俳優仕立ての表現力で「哀愁の女王」といわれ、デビュー作の「恋と涙の17才」、2枚目の「哀愁のオリエント急行」とマイナー調の楽曲を文字通り哀愁を込めて情感豊かに歌われており、この「September Rainに消されて」はその哀愁の女王たる存在感がこの上なく発揮された名盤と高い評価をされている1曲です。

ガラス窓に伝わる雨粒を見ていると、ちょっと感傷的な気分になりますね。

 

首都圏など、緊急事態宣言2週間程度延長か。  法華坊主 joe

投稿記事を読む - コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です