こんな小春日和の穏やかな日は。
2021年 09月14日 - 日常
コスモスは外来種なので、和名が「秋桜」であっても、それを「コスモス」とは読みません。
「秋桜」と書いて「あきざくら」と読みます。
逆に、日本に古くからある「女郎花(おみなえし)」や「百日紅(さるすべり)」などは、当て字の漢字があり、古くは万葉集や古今集などでも詠まれています。
では、なぜ「秋桜」と書いて「コスモス」と読むようになったのでしょうか。
それは、昭和52年に山口百恵が歌った「秋桜」という歌謡曲が大ヒットしたからなのです。
嫁ぐ娘が母を思う気持ちを歌った歌で、当時の山口百恵は18歳でした。
作詞・作曲はさだまさしで、曲のタイトル「秋桜」を「コスモス」と読ませ、歌詞の中でも「秋桜」と表記して「コスモス」と読ませました。
「秋桜」と書いて「あきざくら」と読みます。
逆に、日本に古くからある「女郎花(おみなえし)」や「百日紅(さるすべり)」などは、当て字の漢字があり、古くは万葉集や古今集などでも詠まれています。
では、なぜ「秋桜」と書いて「コスモス」と読むようになったのでしょうか。
それは、昭和52年に山口百恵が歌った「秋桜」という歌謡曲が大ヒットしたからなのです。
嫁ぐ娘が母を思う気持ちを歌った歌で、当時の山口百恵は18歳でした。
作詞・作曲はさだまさしで、曲のタイトル「秋桜」を「コスモス」と読ませ、歌詞の中でも「秋桜」と表記して「コスモス」と読ませました。
♬薄紅の秋桜(コスモス)が秋の日の
何気ない 陽溜(ひだまり)に揺れている・・・
こんな小春日和の 穏やかな日は
あなたの優しさが 浸みて来る・・・♬
何気ない 陽溜(ひだまり)に揺れている・・・
こんな小春日和の 穏やかな日は
あなたの優しさが 浸みて来る・・・♬
「秋桜」と書いて「コスモス」と読ませる。
当時の歌謡曲は、キーワードとなる漢字を違う読み方で読ませるのがはやっていて、有名なところでは「本気」と書いて「マジ」、「恋敵」と書いて「ライバル」、「運命」と書いて「さだめ」などなどがありました。
これら3つはいくぶん「ムリヤリ感」が感じられますが、「秋桜」と書いて「コスモス」は図鑑や難読漢字にも取り入れられるほどで、歌の世界から抜け出し、ほぼ一般化しています。
今では「秋桜」を何の疑問もなく「コスモス」と読む人が多いのではないでしょうか。
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